食べる場所を、建物から選ぶ日があってもいい。五感 北浜本館が入る新井ビルは、1922年に銀行の大阪支店として建てられた建物です。北浜は証券取引所を中心にした古い商業地で、通りには同じ時代の建築がいくつも残っています。
一階で選び、二階で座る
この店の構造は二段になっています。一階が洋菓子の売場、二階がサロン。公式の案内によれば、営業は全日10時から19時、二階サロンも10時から19時(ラストオーダー18時)です。菓子を買って帰るだけでも、二階で座って過ごすだけでもいい。北浜を歩く一日のどこに置くかで、同じ住所が別の使い方になります。
エレベーターがない、という前提
訪ねる前に知っておきたい条件が二つあります。ひとつは、公式が明記しているとおり、新井ビルにエレベーターと駐車場がないこと。二階のサロンへは階段で上がることになります。もうひとつは、サロンの予約を受け付けていないこと。案内は来店順で、公式にも「ご来店の順番でのご案内のためお承りしておりません」と書かれています。時間を決めて人と待ち合わせる使い方には向きません。
手土産の調達先として
五感は北浜本館のほかに、梅田阪急店、高島屋大阪店、中之島ダイビル店、神戸阪急店などを構えるブランドです。ただ、本館だけは百貨店の一区画ではなく、建物ごと店になっている。人に渡す菓子を選ぶ場所としても、その差は残ります。北浜で人と会う予定がある日に、少し早く着いて一階に寄る。そういう組み立てができます。
時間に余裕がある日に
定休日は1月1日から3日と、年1回の不定休。喫茶の料金例はコーヒー・紅茶が各880円(税込、ケーキ別)で、19時に閉まるため夜のコースの案内はありません。予約を前提にせず、待つ時間も込みで組み立てられる日にこそ向く一軒です。
不規則な休業になる場合があると公式に記載があります。お出かけ前に、公式サイトのお知らせをご確認ください。
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